Unit1​:コーチングについて

​コーチングを一言で表現するとエフィカシーを上げることです。

 

 

【コーチの語源】

​コーチ(Coach)の語源は19世紀頃ハンガリーのコチ(Kocs)という町で農閑期の収入源として作られた四輪馬車・コチに由来し、世界初のサスペンション付きの馬車だったことから欧州で広く人気を集め、以後「コーチ」は欧州の各言語で馬車の代名詞となったと伝えられています。(諸説あり)

【コーチングの成立ち、成果】

アメリカの能力開発、コーチングの権威として名高い元祖コーチであるルー・タイスがシアトルにあるケネディ高校でアメリカン・フットボールのコーチをしていた自らの経験を体系化してまとめ上げ、アマチュア選手達及びプロチームのメンタル強化法をビジネスマンと企業組織に適用し、人材の育成や企業の成長にめざましい成果を上げるようになり、「コーチング」として社会一般に認知されるようになってきました。

現在では更に最先端の機能脳科学や認知心理学など認知科学の成果を盛り込んだ理論や技術により確立されています。

全世界で延べ3300万人が受講し、各国首脳や大統領クラス、NASA、米国防総省(米陸海空軍 海兵隊)を始めとした連邦政府諸機関、米国各州政府、全米警察、刑務所、各国政府機関、教育機関、米国トップ企業であるフォーチュン500の60%以上、北京オリンピックで8個の金メダルを獲得したマイケル・フェルプスやタイガー・ウッズなど世界の国家元首やトップアスリートまでコーチングが導入され、南アフリカ共和国におけるアパルトヘイト撲滅、北アイルランドにおける宗教紛争の終結に貢献、未成年者同士の殺人事件の撲滅(ベターL.A.プロジェクト)、フィラデルフィアのギャング問題の解決など各国への社会貢献と世界中にコーチングの輪が広がりつつあります。

【​コーチングとは?】

コーチングとは(Coaching)とはゴールを設定しそのゴールを達成するためのマインド(脳と心)の使い方に関する技術のことを言い、人生を豊かにするためのものです。

コーチングは本来、日本で考えられているようなビジネスコーチングという狭い枠内で、仕事のできる部下を育てるだけのシステムでなければ、仕事を効率化するための方法論でもなく、人と人とのコミュニケーションを円滑化するためだけの技術でもありません。

コーチングはコーチがクライアントに現状の外側のゴール設定を手伝い、クライアントのスコトーマ(思考の盲点)を外し、エフィカシーを上げることでゴール達成に導くことです。​

​【コーポレートコーチングとは?】

「コーポレート」という言葉を聞くと、「企業」を連想する方が多いと思います。

この"High Performance Coaching Program"で扱う「コーポレート」とは企業のみならず、「組織」「団体」「チーム」「家族」と言った、複数の人の集まりを指し、そう言ったグループを対象にしたコーチングがコーポレートコーチングです。

コーポレートは複数の人たちの集まりですから、コーポレートコーチングにおいては、コーポレートを複数の人間のマインドの集合体(コーポレートはひとつの大きな脳と心をもつ存在)ととらえ、「コーポレートのための、ゴールを設定し、それを達成するためのマインドの技術」というように、本質的にパーソナル・コーチングと同じように扱うことができるのです。